米農家中西のデジカメ百姓日記

2012年3月25日

籾殻灰で育苗培土を作る その3

醗酵が落ち着き、温度が下がった籾殻灰は培土として使用するには、水分が多く播種機でうまくまけません。そこで、ハウスの中に持ち込み、薄く広げ、乾燥させることにしました。

 本当に、培土として使えるか不安も消えず、試しに育苗箱に培土、その上に播種、その上に覆土という構成にしました。

 保温には太陽シートを使い、現在お試し中です。

3月19日(月)から種籾を水に浸漬中です。

2012年3月18日

霧の伊那谷

今朝は年に数回あるかないかの霧がかかりました。ハウスの後ろに広がる伊那谷の遠景や中央アルプスも霧の中。

冬期湛水田にカラマツが映り、幻想的な感じでした。

朝風呂にでも入るかという気分になり、直焚き風呂で薪を燃やすと、煙突から煙がもくもく。これがまた何とものどかな感じです。

2012年3月10日

籾殻・廃油ハイブリッドボイラーの開発 その3

籾殻に着火する仕組みの改善を行いました。というのは、
着火 → 75℃ → 65℃ → 再着火 のサイクルを繰り返すと下の写真のように、ヒータの前に炭化した籾殻が溜まり、生の籾殻に着火しなくなってしまうのです。

籾殻への着火が出来なくても、籾殻の搬送シーケンスだけは進むので、下の写真のように、燃焼室内が生の籾殻で一杯になってしまい、モーターも負荷オーバーで止まってしまいます。もうこうなるとお手上げ、ボイラーを分解して、生の籾殻を掻き出すというメンテナンスが必要となります。

そこで、ヒーターの前面に籾殻灰が溜まらず、絶えず新鮮な生の籾殻が出るようにちょっとした工夫をしました。ホームセンターからL字金具を2つ購入。V字に曲げ、ヒーターの下に空間を作る為の足としました。

こうすると、ヒーターの下に空間が出来るので、籾殻灰は下に落下。絶えず、充分な量の生の籾殻がヒーター前面に供給されている状態になります。

再着火時の様子です。

 ヒーターがONし、加熱され、送風ファンが回転すると、ご覧のとおり、籾殻への確実な着火ができるようになりました。

【ボイラーを分解して、燃焼室内の籾殻を掻き出す作業の様子】





2012年3月4日

籾殻灰で育苗培土を作る その2

開発中の籾殻灰と米ぬかだけを使った稲の育苗用培土は屋外で作っています。過湿は禁物。醗酵するはずの材料が腐敗へと失敗の道を辿ります。ですから、雪や雨など水分が入らぬよう、コンパネで蓋をしてあります。


いい感じで、材料の山の表面には菌糸が回っています。

これは何年か前まで、麹菌 → 納豆菌 → 酵母菌 の三段階醗酵で有機醗酵肥料を作っていた時見た菌糸と同じです。ということは、今のところ順調と言えます。

温度も以前より低いですが、醗酵して50℃くらいあります。

籾殻・廃油ハイブリッドボイラーの開発 その2

籾殻・廃油ハイブリッドボイラーの安全対策に着手しました。ボイラー内がある設定温度以上でないと、廃油が供給されないようにします。

これが、熱電対(温度計)の起電力を温度表示に変換し、各種制御をするコントローラです。我が家にジャンク品としてころがっていたものを利用することにしました。

熱電対(温度計)をつなぎ、温度表示出来るか確認しました。6.7℃を表示。良好です。

この熱電対(温度計)をボイラー横に開いている2つの穴の内、左側に差し込み、ボイラー内の温度をモニターします。

缶詰の缶に熱電対を差し込む穴を開け・・・・・


このように熱電対を差し込みました。

これをボイラー横の左の穴に被せました。

こんな感じです。

コントローラの据わりが悪いので、位置を変更し、見栄えをよくしました。ボイラー内の温度は43.5℃。燃焼していません。

 43.5℃では、ボイラー内を覗いても、真っ暗。燃焼していません。不完全燃焼の煙だけがモクモクと出ている状態です。

ボイラー内で燃焼が確認できました。

この時の温度は200℃を超える位になります。熱電対の位置が、燃焼している部分から離れている為か、意外に低温です。熱電対がもっと長ければ、燃焼点の直接の温度が測定できるのですが、これで良しとしました。