米農家中西のデジカメ百姓日記

2010年6月12日

権兵衛峠に沈む夕日

あ~、もう少し早く撮っていたらな。オレンジ色のまん丸の夕日が撮れたのに。カメラを持って裏庭に出た時は既に、雲間にほとんど沈みかけていました。沈んでいく中央アルプスの北端のくぼんで見える峠は権兵衛峠と言います。

 権兵衛峠はその昔、米不足の木曽へ伊那の米を運ぼうと、木曽町日義神谷の牛方、古畑権兵衛が木曽11宿にこの峠の開発を呼び掛け、自らも進んで工事を進めました。伊那側では木曽の助郷人馬役(中山道経営のための労働提供)の割り当てを恐れ、初めは開発に消極的でしたが、ついには伊那側15ヶ村の協力により元禄9年(1696)に完成したのです。
 以後、伊那からは大量の米が、木曽からは漆器などが運ばれました。以来この峠はいつしか「権兵衛峠」、峠への道は「米の道」と呼ばれるようになったのです。

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