米農家中西のデジカメ百姓日記

2010年7月26日

伊那谷の夕日

デジカメ百姓日記を書き始める前は夕日がきれいだなと思っても、それを写真に撮るなんて思ってもいませんでした。百姓日記用の写真を一眼レフカメラで撮影するようになり、山・空・田んぼは主役です。梅雨が去り、お天気がいい日が続くこの時期、もくもくと動く雲が染まる夕日はとてもきれいです。

2010年7月25日

早朝の田んぼの生き物たち

早朝の田んぼは静寂です。
土手草刈りの草刈機のエンジン音もまだしていません。時折、聞こえるのは水管理にやってくるお百姓さんのバイクのエンジン音だけです。田んぼの中に身を乗り出して、カメラで撮影している姿を見て、何やってんだあいつというつぶやきが聞こえてきそうです。
朝日が昇りきっているAM6時現在でもここ伊那谷は少しは、涼しさを感じます。

東の南アルプス方面は朝もやがかかり、動き出した数匹のトンボはまだ羽が濡れているのか、弱々しく、稲の上を舞っています。写真中央付近上部に白い輝点となっているのがわかりますか?

こんな風に活動前のハラビロトンボが田んぼの葉先に見られます。




モンシロチョウもまだ羽を休めています。

今は小さいですが、秋には立派な鎌をかついだカマキリじいさんになっていることでしょう!

スパイダーマンは芸術的な網を張って昼夜問わず、獲物がくるのを待っているのでしょうか?


2010年7月21日

駒ケ岳 遠雷


夕方、中央アルプス 駒ケ岳で発達した雷雲は山頂付近を覆い、山麓の集落は豪雨となっているであろう白い筋が地上まで達していました。こうなると、雷雲は偏西風に流されて、1時間ほどで我が家付近にやってきます。今日は近年珍しく、雷の影響で何回も停電となりました。これも大きな山脈が近くにあるダイナミックな自然なんでしょうか?

2010年7月17日

無農薬・無施肥田の今-1

我が家では冬期湛水(耕さない稲株を残した田んぼに冬中、水を溜めて管理すること)を基本として、無農薬栽培をしていますが、今シーズン新たな挑戦をしています。

  1. 不耕起栽培(耕さない田んぼへの田植え)
  2. 無施肥(肥料を田んぼに入れない)
の二つの試みです。
この二つのうち、冬期湛水、無農薬、無施肥栽培をしている田んぼの様子をご紹介します。

 稲の背丈は慣行米(農薬・化成肥料使用米)の稲より若干、低いものの、一本一本の茎、葉は伸びやかに開張し、たくましいです。無施肥だからといって、肥料切れの様子も見られず、茎、葉とも青々しています。

田んぼの水面は全面、藻類で厚く覆われています。これは冬期湛水、稲わらを土中に深くすき込まない半不耕起での栽培の特徴です。

稲株の隙間から遥か向こうを見渡しても、目立った雑草がありません。田植えをしてから一度も、田んぼに入っていません。除草作業を必要としないまでに、雑草が抑えられています。

2010年7月4日

イネドロオオイムシ

6月中旬から7月に掛けて、イネドロオオイムシという虫が稲に目立ちはじめます。葉っぱを食害し、葉脈を残し、食べてしまいます。下の写真が虫の幼虫です。自分の糞を身にまとって、葉っぱにくっついています。成虫より、幼虫の時期が、食害がひどいです。防除する農薬もありますが、我が家は無農薬で栽培しているので、また出たかと言う感じで、見ているだけです。稲の成長にはそれほど影響はなさそうですが、田んぼの所々で、稲の葉先が白くなっているので目立ちます。

土手の雑草の下などで越冬した成虫が、田んぼの稲に産卵し、このような幼虫がどこからともなく
沸いてきたように発生するのです。

イネドロオオイムシがいっぱい取りついた稲株はご覧の通り、ひどいものです。
ですが、この幼虫が、成虫になって飛び立ってしまうと、稲は何もなかったように成長を続けます。