我が家では冬期湛水(耕さない稲株を残した田んぼに冬中、水を溜めて管理すること)を基本として、無農薬栽培をしていますが、今シーズン新たな挑戦をしています。
- 不耕起栽培(耕さない田んぼへの田植え)
- 無施肥(肥料を田んぼに入れない)
の二つの試みです。
この二つのうち、冬期湛水、無農薬、無施肥栽培をしている田んぼの様子をご紹介します。
稲の背丈は慣行米(農薬・化成肥料使用米)の稲より若干、低いものの、一本一本の茎、葉は伸びやかに開張し、たくましいです。無施肥だからといって、肥料切れの様子も見られず、茎、葉とも青々しています。
田んぼの水面は全面、藻類で厚く覆われています。これは冬期湛水、稲わらを土中に深くすき込まない半不耕起での栽培の特徴です。
稲株の隙間から遥か向こうを見渡しても、目立った雑草がありません。田植えをしてから一度も、田んぼに入っていません。除草作業を必要としないまでに、雑草が抑えられています。