米農家中西のデジカメ百姓日記

2010年11月28日

古代米の脱穀をしました

10月31日にはざ掛け天日干しをして4週間、古代米はちょっと長めの天日干しとなってしまいました。今日はその古代米の脱穀をしました。風が多少、強かったのでフリースを着ていないと寒くてたまりませんでした。

今年は古代米にとっては暑さが幸いし、収穫した籾袋もずっしり重く感じられました。
これで今シーズンの収穫作業は終わりです。以降は、農機具の整備や畑の後片付け、田んぼの補修、来シーズン用の育苗培土の準備などを行います。


-農作業備忘録-
11月22日
裏の大きい田んぼと小さい田んぼ入水(冬期湛水開始)

2010年11月3日

とても大事な仕事

11月2日
古代米のはざ掛けの彼方、中央アルプス駒ケ岳にも初雪が見られました。寒~い冬ももうそこまで来ています。古代米の脱穀はまだだけれど、大事な仕事が残っています。

11月3日
すでに脱穀を終えたはざ掛け天日干し後の稲束をカッターで切断し、田んぼ一面にまんべんなく撒く仕事です。思い返せば10年程前、母の手伝いでやった時は単なるお手伝い。早く終わらないかなと、いやでいやでたまりませんでした。

でも今は違います。なぜならこれが自分の仕事となり、重要な目的があるから。その目的とは冬期湛水の為にこの田んぼに水を張ると、田んぼ一面の稲藁はイトミミズや他の微生物の棲みかとなり、餌となります。春にはこの稲藁の上一面に糞を排泄し、トロトロ層を形成してくれるのです。トロトロ層は自然の肥料、抑草効果、不耕起田への田植えの植え床代わりになる重要なものです。この稲藁がないイトミミズを中心とする微生物たちはうまく働いてくれないのです。稲藁はまさに「藁一本の革命」を起こす重要なものです。だから稲藁を田んぼ一面に撒くという仕事は重要です。楽しい仕事でもあります。