米農家中西のデジカメ百姓日記

2011年4月29日

傷ついた土手を補修

ゴールデンウイーク初日、待ってましたとばかりに、田植えの前の農作業を始めたました。何しろ、会社勤めの週末百姓なので田植えが終わるまでは仕事が休みの日は農作業がギュッと詰まってます。青空と雲を映した冬期湛水田は空よりも青く、農作業の合間の感動でした。

昨年の秋からずっと水を溜めっぱなしの田んぼの土手は時に、ネズミやモグラの穴がきっかけとなって、水が漏れ出しています。ひどい時には下の写真のように土手が完全に崩壊し、川となって田んぼの外に流れ出ています。

今日は崩壊した土手を半日掛けて復元しました。冬の間、鈍っていた身体にはいきなりの激しい作業ですが、よい全身運動です。

カエルも動き始めたなと思ったら、田んぼには卵がありました。田植えの頃にはオタマジャクシが見られることでしょう。


【農作業備忘録】
4月28日
育苗プールに液肥散布

4月29日
原新田の田んぼ、南側お土手補修。田んぼに生えたセリ、スズメノテッポウ、カヤの類を草刈り機で根っこから切断。ほぼ5時間の作業となった。

2011年4月23日

育苗がこわい!そこから学ぶ

学ぶという古い字体の字源は非常に興味深いものです。占いに使う2本の棒××を両手で扱っているところを

台の下から子供が見て、学んでいるのです。

 古代中国では奇数は吉、偶数は不吉とされていたといいます。だから2本の棒×が箱の中に入っている凶は不吉なのです。不吉な××は4本で偶数だから不吉なものといえるでしょう。ここに何か意味が込められているのでしょう。
人が本当に学ぶことができるのは、不幸なこと、失敗したことなど、マイナス事例からではないでしょうか?成功体験ばかりをよりどころにするとやがて、大変なしっぺ返しを食らうことになるということでしょう。

私は2007年の育苗で大失敗しました。下の写真が当時の苗の様子です。芽がうまく出揃わずはげたようになり、およそ半数の育苗箱に種籾を蒔き直し、田植えに間に合わせたという大変な思いをしました。それからというもの毎年、育苗が怖くてたまりません。今年も冷や冷やしました。育苗の勘所を押さえていないもやもやしたものがいつもつきまとっていました。

でも、今年はもしかしたらという気づきがありました。種蒔きした後、上から散水して土に水分を与えるか、箱を並べたプールに水を入れて、下から水分を与えるかの違いではないかということに気がつきました。上から散水すると、土が板状になり、太陽シート(アルミコーティングのシート)が土に張り付き、土中~土表面が酸素欠乏状態となり、発芽不良になるのでは・・・?と考えました。

今年は箱上からの散水はやめ、箱下から吸水させました。太陽シートは土に張り付かず、発芽もほぼ全箱できれいに発芽しました。今年は育苗で学びました。


今までにない喜びの春となりました。裏庭に自生している山菜のコゴミが出始めました。

2011年4月13日

籾蒔き

3月中旬から水に浸し、芽出しをした籾を育苗箱の上に蒔きました。古代米は手作業で脱穀しているので、稲穂のままのものあり、野毛というひげがでているものがあるので播種機(半自動の種まき機)ではうまく蒔けません。育苗箱に手作業でばら蒔きしています。古代米ぐらいは太古の昔をはせながら、・・・・・。古代米=手作業が似合っているように感じます。

籾を蒔いたら土をかぶせます。コシヒカリは播種機でやりますが、古代米は手作業です。

ビニールハウスの中に並べた育苗箱です。散水して、アルミコーティングしてある太陽シートというシートをかぶせ、芽が出るのを待ちます。


【農作業備忘録】
270枚の育苗箱 覆土・・・・・・31袋
コシヒカリ・・・・・・254枚
白毛もち米・・・・・16枚
黒米 紫黒苑・・・・・8枚
赤米 紅吉兆・・・・・8枚
香り米 香り米・・・・・4枚

2011年4月10日

籾蒔きの準備

 今までの寒暖の差もやっと落ち着いてきた気がした今日。いつ籾蒔きをしようかと迷っていました。やっと準備に取り掛かれる気がしたので、とりあえず今日は苗箱に土詰めをしました。子供たちも一生懸命お手伝いしてくれました。水に浸してある籾を蒔くのはあと数日後になる予定です。

キジは時々近くの林の近くで見かけるけれど、家の裏の田んぼにオスが餌をついばんでいるのを見つけました。なんだか林の自然の一部が切り取られて家にやって来たみたいでうれしい気分になりました。オスは尾が長く、あざやかな色をしています。

次女の誕生祝いに植樹したアンズの木も花芽が今にも咲きそうに膨らんできています。

【農作業備忘録】
育苗箱 270箱、培土 41袋