ボイラー内に空気を送るシロッコファンの配管の途中に穴を開け、ボイラー内で空気を噴出する中空の撹拌軸の中に廃油を送るステンレス配管を差し込みました。これで、高温になった撹拌軸の中で気化した廃油が空気と共に噴出するようにしました。
廃油を入れたポリタンクから廃油が自由落下でステンレス配管に供給されます。
流れ出る廃油はご覧のとおり、ほんの少し。
撹拌軸の側面に開いている空気の噴出口からは青みを帯びた炎が出ていました。
左側のオレンジ色の炎は籾殻が燃焼。右側の青味を帯びた炎がガス化した廃油の炎だと思います。今回の実験で、籾殻ボイラーの機能としてあるボイラー内へ空気を供給する送風の経路を使い、廃油を青色の炎で完全燃焼させることに目処を付けました。次は安全に燃焼させる仕組みを取り付けたいと思います。