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米農家中西のデジカメ百姓日記

2011年10月30日

冬期湛水始めました

冬期湛水といっても、冬になったら水を入れればいいというものではなさそうです。
これは経験上、わかりました。というのは、稲刈り後できるだけ早く入水するのと、のんびり年末になってから入水するのでは、トロトロ層(ミミズの糞)の堆積の様子が全く違います。冬になってから入水したのでは、トロトロ層がほとんど堆積しません。ですから、ここ数年はできるだけ早く水を入れるようにしています。

下原の三角の田んぼとその中にあるメダカ水路(10月16日入水)



下原の大きい田んぼ(10月23日入水)


原新田の田んぼ(10月16日入水)


裏の小さい田んぼ(10月29日入水)

2011年10月16日

冬期湛水の準備 その1

はざ掛け天日干しした田んぼでは脱穀のあとに稲束が残ります。この稲束をカッターと呼ばれる機械で切り刻み、田んぼ一面に撒きます。稲わらは大変重要です。冬期湛水した時に、稲わらの下がミミズの棲家になり、ミミズたちは土を食べ、盛んに稲わらの上に糞を排泄します。この糞が天然の肥料になるわけです。
【農作業備忘録】
裏の小さい田んぼ・・・・・・稲わら散布。残りの1/3の面積完了。
三角の田んぼ、原新田の田んぼに入水。